垣内 佑太 / マネージャー

垣内佑太

シンシアライヴ株式会社

垣内 佑太 / 取締役

【略歴】

1992年大阪生まれ
大阪電気通信大学 / 総合情報学部卒業
機械商社にて営業職
不動産会社に転職し約4年勤務
主に転勤者向け賃貸住宅仲介に従事
2021年4月シンシアライヴ株式会社立ち上げに参画

【保有資格】

宅地建物取引士
賃貸不動産経営管理士
第二種電気工事士
消防設備士 乙6類
一般建築物石綿含有建材調査者
石綿作業主任者                   

【Private】

家族構成:妻と子供二人の四人家族
趣味:ゴルフ、旅行、野球、映画鑑賞、ボートレース

不動産の仕事をするまでは?

我ながら少々変わった経歴の持ち主なんですよ。
テレビ局などマスコミでの映像制作をやりたい思いがあって、それに役立つであろう大学・学部に進学しました。そして大学進学後は将来に役立てるつもりで映像制作会社のアルバイトをしてました。
ある時ボートレースの映像取材の仕事を担当して、ボートレースのとりこになってしまったんです。といってもボートに乗るレーサーのほうなんですけどね。

それからはもうボートレーサーになる夢で頭の中はいっぱい。レーサーになるためには狭き門である訓練所に入所しなければいけません。
訓練所の入所試験に合格するために、身体トレーニングはもちろん座学も徹底して勉強しました。
でも残念ながらなかなか合格レベルに達することができまません。

そんななかいつまでも学生でいるわけにもいかず、機械をメインで扱う専門商社に入社。でもこの時点でもボートレーサーの夢を捨て切れないでいました。そんな心のありかたで仕事に入るわけがありませんね。
少々かっこ悪い話ですが、1年ほどで機械商社を退職することにしました。この会社には申し訳ないことをしました。

不動産の仕事についたわけは?

このままではいけない!と思い、ボートレーサーの夢を捨てる決意をしたんです。でも問題はこれから何をするかですね。
ふとある時、大学入学時に下宿のお世話をしてくれた親類の知人の不動産屋さんのことを思い出しました。
とても良くしてくださって、あらゆる面で満足できる下宿を確保することができたんですよ。
大学生でこれだから、ファミリー層だと住まい選びはどれだけ大事なことだろう、そんな重大事を左右する仕事が不動産屋さんだなあと改めて感じたわけです。

そんな経緯があり、何社かの不動産会社さんに就活をして、最終的に前職となる不動産会社に入社しました。
シンシアライヴ代表の宇田さんに出会ったのも、この不動産会社の先輩としてだったんですよ。
この会社では主に転勤者さん向けの賃貸住宅の仲介を担当しました。単身者さんからファミリーまでさまざまなお客様のご要望にお応えしていました。

シンシアライヴ立ち上げに参画したのはなぜ?

どんな仕事も100点満点はないと思うのですが、前職の仕事内容にちょっと満足いかない部分があったのは確かです。
担当していた転勤者さん向けの賃貸住宅の仲介の仕事ですが、実は総務業務を代行する会社さんを中継する流れだったので、エンドのお客様とのやりとりが限られるんです。
そしてもう一つが、どうしても一期一会となりがちであるということ。一人のお客様とコツコツ、確実に、長くお付き合いすることがなかなかできないんです。いわば広く浅くというような。
閉塞感を感じつつもなかなかの激務の仕事を続けていたんです。

そんな状況の中で、定年を翌年に控えた宇田さんから「自分で独立起業を考えているんだよ」という話を聞いたんです。もちろん誘いとかでは世間話レベルなんですけどね。
実は宇田さんを近くで見ていて、会社のルールの中になっても、お客様と深い関係性を築いて信用と信頼を獲得しているのに、驚きというか羨望というか、そんな印象を持っていました。

宅地建物取引士に合格したばかりだったこともあり、なんとか自分の力を活かすことはできないか、理想とする関係をお客様と築けるのではないかと思い、シンシアライヴへの参画させてくれるようお願いしたんです。

シンシアライヴに参画しての感想は?

どんな仕事でもラクということは無いですよね。もちろんシンシアライヴでの仕事もとても忙しいですし、いろんなハードルが次々に現れます(笑)
にもかかわらず毎日仕事がとても楽しいんです。それは過去に感じていた一期一会ではない、一人のお客様とじっくり時間をかけて、それぞれのお客様に対して最善の対応をしているという実感があるからです。

宇田さんがよく言ってることですが、コツコツ、確実に、安定して、長く続ける、という言葉の意味がよくわかってきました。
派手さはまったくありませんが(笑)これがお客様から信頼と信用を得て、末永くWinWinのお付き合いを続けていく極意なんだなあと思えるんですよ。

すくない人員で仕事をしているので、何もかも自分でやらないといけません。そして勉強することも沢山。そして課題も次々に(笑)
ただ、そのおかげで引き出しがどんどん増えて行きますし、お客様のご要望にも対応できる幅が広がるのが楽しいです。

プライベートなことは?

実は2021年のシンシアライヴへの参画を決める少し前に、マイホームを契約したんです。そして生活を守るべき妻と子供二人。普通なら二の足を踏んでも不思議ではないですよね。
家族の生活を左右する可能性があることなので、妻に前もって相談というか話をしました。
話を聞いた妻が話してくれたのはこう。

正直言って不安が無いといえばウソになる。
でもやりたいんでしょう?
そして心の中ではもう決めているんでしょう?
本当に心を決めてやりたいと思っているのならやったほうがいいよ。
元気に働いているあなたを見るのが一番。
きっと生活を守ってくれると信じているから、思い切りがんばって。

こう言うんです。これは負けられない。そう誓った瞬間でした。